日 時:令和4年9月13日(水) 午後1時~午後4時30分 調査士会館
3階
出席者:古里委員長,石塚・片野・内山・秋山各副委員長、中田・津嶋・塚本・小笠原各部会長、西山、石井、鳥海、川上副部会長、植村、山本、皆葉、飯塚、楢山委員

市町村委員会
渡辺、梅津、子安(代理)、小林(代理)、佐久間、植村、片野、小川、西山各市長村委員長

石塚副委員長より今日の会議の主旨が説明された。

議長は秋山副委員長が選任され、会議が進められた。

委員長挨拶
本年度初めての合同会議となります。今回は今年度初めての合同会議はとなります。地籍調査事業は国を挙げての事業ですので、この委員会も千葉県の地籍事業推進のため皆さんのご協力をよろしくお願いします。

出席者の自己紹介が行われ地籍調査推進委員会、市長村委員会の出席者が各々自己紹介を行った。内山副委員長より公職協会からのメンバー欠員となっている事が報告され早急にメンバーを選任することが報告された。議長より古山委員鎗田委員が欠席している事が報告された。

各部会の事業計画についての報告
普及啓発部会の事業計画についての報告
中田部会長より令和2年度のアンケートが実施された事が報告された。それに基づき令和3年度に県主催の講習会(ユーチューブ)でアンケート結果について発表した。令和4年度はアンケート調査を行った市町村に対してのアンケート結果とお礼状を郵送する事が報告され希望があれば訪問し説明する事も検討している事が説明された。

経営改善部会の事業計画についての報告
津嶋部会長より令和4年度の事業計画について説明があり令和3年度に地籍調査事業の作業を行っている51社にアンケートを実施しその結果を踏まえ令和4年度は技術部会と合同で7月26日に積算についての地籍の研修会を実施した事が報告された。また県主催の講習会のサポートを行う事が報告された。

技術部会の事業計画についての報告
令和3年度の事業計画について説明があり千葉県主催の講習会を支援する予定であったが配信による講習会となったため支援ができなかった旨が報告された。また工程管理による資料収集を行い令和3年度中に研修会を行う予定であったがコロナ渦であったため研修は中止となった。令和4年度は工程管理資料に基づき経営改善部会と合同で7月26日に研修会を行ったことが報告された。また県主催の講習会についても経営改善部会同様にサポートする事が報告された。
秋山議長より参加人数等の質問が有り会場とwebによる研修なので参加人数については把握が困難であると石塚副委員長より回答があった。

総務広報部会の事業計画についての報告
令和3年度は3回部会を開催し委員長挨拶と組織図の変更を行い、ホームページ上の「地籍とは」の部分について改訂する事となっており原稿は完成しているがホームページにアップできていない事が報告された。また県主催の講習会の様子もアップする予定であったが配信となったため取材も中止となった事が報告された。令和4年度の事業計画については令和3年度に出来なかった事業を継続して行う事が報告され、また経営改善部会、技術部会の合同研修会、県主催の講習会についても取材を行いホームページにアップして行く事が報告された。

その他の報告質問について
西山副部会長から我孫子市について、また塚本部会長より四街道市について両市とも地籍事業に関する動きが無いことが報告された。
川上副部会長より栄町において13工区を外注方式で事業を行っている事が報告された。他に印西市が事業に着手し順調に事業が進んでいる事が報告された。
石塚副委員長より松戸市への訪問の報告、また市川市よりアドバイザー依頼があり北千葉道路完成のために地籍調査を先行して事業を行いたいため市川市に訪問する事になっている事が報告された。

市長村委員会からの報告について
長生郡市については渡辺委員長より2年にまたがって事業が進んでいる事が報告された。長柄町については、事業12年目で来年度に現場作業が終了する事が報告された。白子町については事業11年目で事業登記以外の事業は終了予定である事が報告された。また長生郡市については全体として8億程度の事業が決定している。他に茂原市からも前向きに検討している事が報告された。

木更津市については梅津委員長より新規で4地区発注された。事業実施中の地域は引き続き事業を継続している事が報告された。

山武郡市については小安委員長代理より契約が行えた旨の報告がされた。東金市、大網白里市については市が事業予算を取り今年度も事業行う事が報告された。

君津市については小林委員長代理より台風の影響により事業が滞っており議会を通じて意見交換会を行い前向きな回答が市長より得られたので今後は事業が進む事を期待している事が報告された。

富津市については佐久間委員長より3工区の実績を作ったが1,2工区については修正を行い今年度中に認証申請を行うスケジュールであることが報告された。

夷隅郡市については植村委員長より御宿町は未着手となっている。大多喜町は作業が停止しており令和6年度より再開予定となっている。いすみ市は今年事業1年目、勝浦市についても事業を進めている事が報告された。

香取市については片野委員長より2件契約を行っている。先日市長選挙が行われた関係で市役所を訪問し業務拡大をお願いし前向きな回答を頂いた事が報告された。

市原市については小川委員長より事業計画の策定を行っている。来年度よりE1工程より着手する計画で協議している事が報告された。

野田市については西山委員長より動きが無い旨が報告された。松戸市での地籍事業が進めば野田市も市として検討するかもしれないとの報告がされた。

各部会の事業計画進捗状況について

普及啓発部会の事業経過報告
 中田部会長より6月9日に開催された部会議についての報告がされた。自治体への表敬訪問については実施依頼松戸市、必要無し16、未回答6との
結果であった。この結果を踏まえて5月31日に松戸市建設部建設総務課を訪問し御礼を兼ね意見交換を行った。訪問者は古里委員長、秋山副委員長、石塚副委員長、中田普及啓発部会長が訪問した。松戸市に2項委託等の説明を行い今までの実績を説明した。同日鎌ヶ谷市も訪問し鎌ケ谷市都市計画課にご挨拶をし、2項委託方式の先進事例を紹介し詳細の説明の検討頂きたい旨をお願いした。他に市川市からも地籍調査事業に関しての問い合わせが有り石塚副委員長がアドバイザーとして市川市を訪問する予定である。いずれの市も北千葉道路の建設に向けての地籍調査事業だと思われる。
この件に対して引き続き地籍調査推進委員会でも推進活動、フォローを継続して行く事となった。

経営改善部会の事業経過報告
地籍技術講習会については7月26日に開催されている。他に県主催の講習会については1月頃に予定されているとの情報がある。また令和元年度に行ったアンケート結果を活用し問題点を洗い出し研修等の次年度の事業計画に反映させる事を考えている。石塚副委員長より経営改善部会は地籍に携わる会社の経営の安定と2項委託の事業を行う際の法人について経営協議を行う部会である事が説明された。

技術部会の事業経過報告
塚本部会長より1月頃に行われる県主催の講習会の支援方法と、次年度の研修会について協議を行っていることが説明された。

総務広報部会の事業報告
小笠原部会長より7月26日に行われた合同研修会の記事と写真をホームページにアップする事が説明され、1月頃に行われる県主催の講習会についても同様にホームページにアップする事が説明された。また実際の地籍調査事業の様子をホームページにアップする予定である。また再来年の2024年には千葉県地籍調査推進委員会が20周年を迎える事から千葉県地籍調査委員会の足跡等をまとめる事を次年度事業とする事が説明された。これに対して石塚副委員長より周年事業を行う場合は、今後各部会、市長村委員会が協力して行う事になると思うとので協力をお願いしたいとの意見があった。

各市長村委員会より
渡辺委員長より各市長村の事業計画等、足並みが揃わないがこれに関しては全国の委員会で情報交換が出来る場があるが今後は今回のように千葉県地籍調査推進委員会と市町村委員会との情報共有必要であるとの意見が出された。

協議事項について
旅費日当について報告書の様式を変更する事について承認がされた。日当旅費については前回の正副委員長部会長会議で日当旅費について協議された事が報告された。

20周年記念事業について
総務広報部会から20周年事業に関する事業計画の提案があったが石塚副委員長より何らかの形で周年事業を行いたいとの意見がでた。今後は周年事業を行う前提で企画等の協議を今後進めて行く事とした。

合同委員会について
今年度は1回を合同委員会としたが次年度以降の合同委員会の回数を検討すべきであるとの意見がでた。

次回の委員会については、12月9日(金)午後3時から調査士会館3階会議室にて開催する事とした。
その他、活発な意見交換が行われた。