日 時:令和3年6月4日(金) 午後2時~午後4時 調査士会館3階
出席者:古里委員長,石塚・片野・高橋・秋山各副委員長、中田・小林・渡部・小笠原各部会長

議長は秋山副委員長が選任され、会議が進められた。

委員長挨拶
まん延防止等重点措置発令中の中,お集まり頂きありがとうございます。本日は令和2年度の各部会の事業報告,令和3年度の事業計画,予算についての会議になります。よろしくお願いします。

議題に入る前に秋山議長より,監査についての説明があった。昨年度の監査についてはコロナ禍であるため集合による監査は取りやめ,事業報告書等を監事に送付し監査を行うことする旨の提案説明がありこの件に関して参加者の了承を得た。

普及啓発部会の事業報告,事業計画案について
中田部会長より,昨年度は計3回の部会の会議が行われ,内1回は経営改善部会との合同会議であった事が報告された。次に令和3年度の事業計画案が説明され,令和2年度に実施したアンケート結果を踏まえた事業計画を行う事が説明された。その中で千葉県主催の地籍調査講習会の場において発表の機会を設けさせて頂くため本日の会議で事業計画案が可決承認されれば,改めて千葉県の担当者に挨拶に行くことが説明された。事業報告,事業計画案については予算案も含め可決承認された。

経営改善部会の事業報告,事業計画案について
小林部会長より測量会社51社に対しアンケート調査を実施したが回答した測量会社は18社で回答率は35%であることが報告された。令和3年度の事業計画については仕様書と齟齬がある作業についての改善と,歩掛かりの作成をする事が説明され,事業に対する予算についても説明が行われた。提出された事業計画案の他に業者向け研修会を行う事が提案され,この件も含めた事業計画とし,予算案,事業報告についても可決承認された。

技術部会の事業報告,事業計画案について
渡部部会長より3月12日に地籍研修会が行われ,参加者は89名で,会場参加が21名,web参加が68名であることが報告され,費用は会場費と講師料を含め約165,000円であったことが併せて報告された。令和3年度の事業計画については第7次10ケ年計画の研修,筆界特定に関する情報提供,工程管理に関する記録表収集,各部会のアンケート調査に基づいた研修を計画しており,予算についても説明が行われた。第7次10ケ年計画の研修についての質問が出され千葉県主催の研修会で対応して頂くと説明があった。また工程管理に関する記録については研修方式で行うかと質問が出されたが令和3年度の部会で検討するとの回答であった。事業報告,事業計画,予算案について可決承認された。

総務広報部会の事業報告,事業計画案について 
小笠原部会長より,昨年10月と部会が開催され,本年1月に予定されていた千葉県主催の研修会に併せて研修を予定していたが,研修会が中止になったため部会は行わずに,本年6月に部会が開催された事が報告された。いずれの会議もホームページのリニューアルについてが,主な会議内容でありホームページの管理には引き続き横打氏にお願いすることが報告された。令和3年度の事業計画については引き続きホームページのリニューアルについて事業を進めていくが,前回の委員会で持ち越しとなっている委員会のデータ管理方法については本日の正副委員長部会長会議で入室方法及び保存データについて決定がされた。入室可能なメンバーは地籍推進委員会のメンバー及び市町村委員会のメンバーが入室可能とする事とした。保存するデータは,この委員会で決定した会議録と添付資料とする。また市町村委員会の会議録等もこのホームページにて保存する事とした。入室方法は占用のパスワードを設定し会員専用ページを作成する。以上の結果を踏まえ事業報告,事業計画,予算案について可決承認された。

その他の協議について
部会,委員会の日当についての質問が出されたが,従来通り各団体の規定に基づき所属団体より委員に支給されることが確認されたが各団体の予算超過に対しては,推進委員会の事業費等で補填する事も検討された。
正副委員長部会長会議の開催の際に事前にレジュメ等が必要でないかとの意見が出され,秋山副委員長が対応する事とした。

次回の正副会長・部会長会議は9月22日(金)午後2時から調査士会館3階会議室にて開催する。
その他,活発な意見交換が行われた。