日 時:令和3年2月9日(火) 午後2時 調査士会館
出席者:古里委員長,石塚・片野・高橋・秋山各副委員長、中田・小林・渡部・小笠原各部会長

議長は秋山副委員長が選任され、会議が進められた。

委員長挨拶
緊急事態宣言の中,副委員長・部会長の皆さんにお集まり頂きありがとうございます。コロナ渦で活動が制限される中ではありますが各部会の報告及び活動計画の協議をお願いします。

普及啓発部会の報告,活動について
中田部会長より,12月4日に調査士会館において部会が開催された事が説明された。会議の内容はアンケート対象市町村について協議し,未着手18,休止中7の市町村を対象とする事とした。またアンケート実施のプロセスとして事前に県用地課,県議員連盟要人に対してアンケートの趣旨説明を行った。アンケートは対象市町村に1月20日発送済みで、2月15日位を回答〆切りとした事が報告された。尚,担当市町村へのアンケート配布依頼についてはコロナ渦の状況であるため取りやめ事務局より一括発送した事についても報告された。
今後の活動としては2月26日にアンケート結果を集計し,それに基づき次年度の事業活動を計画する事が説明された。
この件に関して出席者より,各市町村に対してアンケート結果のフォローアップが必要ではないかと意見が出され,部会としてもその点が一番重要であり,そこが活動の趣旨であり今年度の事業方針となることが説明された。

経営改善部会の報告,活動について
小林部会長より12月25日にメール配信にて地籍事業を実施又は実施予定と思われる会社50社にアンケートを送付した。1月25日現在の回答は16社で回答率が32%であり今後,実績のある数社に対して再度アンケートの回答をお願いする事ととした。アンケートの回収率は少ないが2月5日にアンケート結果について検討を行い各項目について整理した。アンケートがメールによる配信のため開封の確認方法がないか質問が出されたが,アンケート回答なので100%の回収は難しいのではないかと意見が出された。尚,アンケートの結果としては歩掛以外の作業を行っている会社が多いことが感じられた。今後はアンケートの回答を精査し歩掛等,県下で統一した資料を作成するための調査研究や研修会の開催を次年度の経営改善部会の事業としたい。

技術部会の報告,活動について
渡部部会長より1月7日に調査士会館にて部会議が行われ技術部会委員の他に測量協会の地籍調査部会から片野,小林,植村の3氏にも参加を頂いた。会議内容は地籍調査の研修会を3月12日(金)13時30分~16時30分に開催を計画しコロナ渦であるため,会場をオークラ千葉ホテルとwebによる配信による方法で行い会場30名,web100名の定員で行われる事が説明された。研修内容は第1部として「都市部の地籍調査」,第2部として「山村部における地籍調査の効率化」の2部構成とする。講師は松本コンサルタントの猪木氏に依頼をする予定である。また今回はwebによる講義を行うため通常の研修とは異なるので本日協議を行いたい。協議内容は講師料,器材使用料,Webexの操作のサポート等の費用について。また講師依頼文,研修案内文についても協議をしたい。協議の結果,講師料については規定の講師料を支払い,その他の費用については10万円程度と思われるので研修予算20万円の範囲内で実施されることが確認された。また講師依頼文,研修会案内文については見直しをして2月15日までに発送する事とした。また研修内容の質問についてはホームページ上で対応する。今回の研修はCPDポイントが付与されるが付与の方法としては各団体で対応する事とした 。

総務広報部会の報告,活動について
小笠原部会長より,前回の正副委員長,部会長会議で協議された内容について報告があった。ホームページ上に会議録をアップする事に関しての長所,短所が説明された。長所としては会員が会議録をいつでも見ることが出来,委員が引きついた際も過去の資料が確認出来る。短所としてはパブリックなホームページ上に会議録,内部資料等を保存するのでIDとパスワードを作成してログイン方式をとったとしても漏洩のリスクが残る。メーリングリストを利用した方式も考えられるが各団体の会員全員を対象とすると困難である。そもそも今のホームページ上にIDとパスワードを設定したページが作れるのか確認が出来ていないのでホームページを管理している横打氏に相談してから再度検討する事とした。データの管理方法としてクラウド ストレージ(OneDriveなど)を利用する方法はどうかと意見が出された。他の意見としてこの委員会は各団体の集合委員会なのであまり煩雑にならない方が良いのではないかとの意見が出た。

次回の正副会長・部会長会議は6月4日(金)午後2時から調査士会館3階会議室にて開催する。
その他,活発な意見交換が行われた。