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「シュプリーム」から日本のスーパーのチラシ風アイテムが登場 手掛けた台湾人は「依頼が突然届いて焦った」

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「シュプリーム(SUPREME)」が発表した2022年春夏コレクションに、日本のスーパーのチラシに着想したアイテムが登場し話題を集めている。

グラフィックを手掛けたのは、日本の大衆文化をモチーフとしたアート作品で知られる東京在住の台湾人アーティスト、リー・カンキョウ(Lee Kan Kyo、李漢強)だ。きっかけはある日、「シュプリーム」から突然届いたアイテムの制作依頼メールで、最初のうちは詐欺だと思い無視していたものの、友人らに相談するうちに本物だと分かった。依頼内容は、同氏が得意とする「日本のスーパーのチラシとクレジットカードを『シュプリーム』化してほしい」というもの。ジャージー素材のTシャツやニット、セットアップ、キャップなど全6型を担当した。

カンキョウに話を聞くと、「チラシは食料品の消費税を8%にしていて、クレジットカードは番号にいろいろな暗号を隠している。『シュプリーム』ファンの方々には、ぜひ楽しんで探してほしい」とコメント。さらに「依頼を受けたのは2021年。すぐにイメージを見たいと言われ、時間が全くないし相手が相手だから本当に焦った」と笑いながら振り返った。

なお「シュプリーム」は全アイテムの発売日と価格が非公開のため、同氏が手掛けたアイテムも発売時期は不明だ。

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